学校に行くことが困難な(不登校も含む)お子さんに対して、学習やコミュニケーションの場、居場所としての場を提供しています。学力の向上を目指すことが目的ではなく、個々のペースに合わせて、得意なこと・できることを見つけて、よりよく生活していけることを目指しています。ルームでの活動を通して、自然にコミュニケーションスキルを身に付けられるように、ダイアローグ(対話)を基にした活動を展開しています。
ルームでの過ごし方は、一日のスケジュールを提示してはいますが、絶対に全て参加しないといけないというわけではありません。個々で過ごしたいという要望があれば、スタッフと話し合って、その日の過ごし方を決めていきます。活動の参加を控えたいときには、一人で本を読んだり、勉強をするのも良いですし、スタッフに悩みを相談したり、寝たりしてもよいです。大切なのは、人とその場を共有して、そこにいる(在る)ということです。人を感じ、安心してそこにいられるということは、それだけでとても意味のあることなのです。
1日のスケージュールの中には、コミュニケーションを身に付けるためのグループ活動や、個々の自由な活動、学習が心配であったり、学習意欲のあるお子さんに対しては、その子にあった学習方法や内容を一緒に考えて活動します。ルームで過ごすことによって、日々の生活で困っていたり、心配だったりすることを減らしていけるように、また、将来よりよく生きていける力を育てられるように、「自分で決めること(意志)」を大切にしています。
小学生 ・ 中学生
火曜日 ・ 木曜日
10:00 ~ 14:00
➣ 学習の時間の内容は、ご本人とご家族と相談しながら、ご本人のペースに合わせて行います。
➣ 学校との連携をご希望であれば、学校と情報の共有なども行います。(出席日数のカウントなど)
➣ 医療機関に通院していて主治医がいる場合には、医療機関(主治医)との連携も行わせていただきます。
小学生 ・ 中学生
火曜日 ・ 木曜日
15:00 ~ 17:00
➣ フリースペースは、主に場所の提供となりますので、特別なプログラムはありません。
➣ スタッフが滞在し、ご対応します。
➣ 宿題や勉強道具、好きな本やDVDなどご自由にご持参ください。
◆ 参考資料 ◆
文部科学省
➣「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155.htm
➣ 義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱いについて
https://www.mext.go.jp/content/1422155_001.pdf
➣「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1380960.htm